大会でのシャッフル方法
2010年3月12日 MTG おはこんばんちは。
testingさんのところでも紹介されていますが、シャッフル方法の動画があります。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9961205
動画が見れない人のために、文章でも説明しようと思います。
よくある、カードを五つや八つ、十の配置に並べて混ぜ合わせる(これはディール・シャッフルと呼ばれます)のはシャッフル扱いではなく、ただカードを数えるついでに少し混ぜているだけです。それでは不十分です。
二つや三つの束に分けて順番を変える。カット、というやつですね。これも名前の通りシャッフルではありません。
昔のルールでは二度以上のカットはシャッフル扱いでしたが、今は違うので注意しましょう。
現在シャッフルと認められているのは、僕が知る限りでは三つです。
ヒンドゥー(ヒンズー)・シャッフル。
リフル・シャッフル。
ファロー・シャッフル。
ヒンドゥー・シャッフルは、恐らく皆さんがシャッフルと言われて真っ先に思いつく方法だと思います。
カードの束を片手に持ち、もう片方の手で数枚を取り、上へ移す。
しかしこの方法だと、確かに混ざりはしますが、カードの配置はあまり変わりません。
なので他の方法も併用することが望まれます。
リフル・シャッフル。
某カードゲーム漫画で「ショット・ガン・シャッフル」と呼ばれていた方法です。
デッキを二つの束に分け、両方の束の端を親指で弾き、混ぜ合わせる。
ヒンドゥー・シャッフルと比べるとこちらの方がよく混ざりますが、一番上のカードと下のカードには変化がない上、漫画で言っていた通りカードが痛んでしまいます。
自分のデッキならともかく、相手のデッキをシャッフルするのにこの方法を使うのはあまり好まれません。
ファロー・シャッフル。
これもよくある方法の一つです。
デッキを二つの束に分け、押し込むようにして混ぜ合わせる。
この方法だとリフル・シャッフルよりはカードが痛まず、ヒンドゥー・シャッフルよりは混ざります。
しかしこの方法でもデッキの上と下に変化がありません。なので、デッキの上の束を、下の束の真横からではなく、少し下の方から押し込むと、上下の配置も変わり、しっかりと混ざります。
また、デッキの一番下が、右あるいは左を向いていると、カードが見えてしまうことがあります。なので、デッキの一番下をテーブル側、下に向けて行えば、カードを見ずにすみます。
それと、この方法は上手くやらないとカードを折ってしまうので注意が必要です。
ファロー・シャッフルとヒンドゥー・シャッフル、二種類のシャッフル方法を行えば、しっかりとデッキを無作為化することが出来るでしょう。
FNMのようなルール適用度が一般の大会であれば一種類の簡単な方法でも良いでしょうが、GPTのようなルール適用度が競技の大会では二種類の方法を行う必要があります。
動画の投稿者のコメントにも書かれているように、プロツアーではゲームの敗北、というペナルティを受ける場合もありますので、覚えておきましょう。
ちゃんとしたシャッフル方法で、楽しいゲームを。
今日はこのへんで。
testingさんのところでも紹介されていますが、シャッフル方法の動画があります。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9961205
動画が見れない人のために、文章でも説明しようと思います。
よくある、カードを五つや八つ、十の配置に並べて混ぜ合わせる(これはディール・シャッフルと呼ばれます)のはシャッフル扱いではなく、ただカードを数えるついでに少し混ぜているだけです。それでは不十分です。
二つや三つの束に分けて順番を変える。カット、というやつですね。これも名前の通りシャッフルではありません。
昔のルールでは二度以上のカットはシャッフル扱いでしたが、今は違うので注意しましょう。
現在シャッフルと認められているのは、僕が知る限りでは三つです。
ヒンドゥー(ヒンズー)・シャッフル。
リフル・シャッフル。
ファロー・シャッフル。
ヒンドゥー・シャッフルは、恐らく皆さんがシャッフルと言われて真っ先に思いつく方法だと思います。
カードの束を片手に持ち、もう片方の手で数枚を取り、上へ移す。
しかしこの方法だと、確かに混ざりはしますが、カードの配置はあまり変わりません。
なので他の方法も併用することが望まれます。
リフル・シャッフル。
某カードゲーム漫画で「ショット・ガン・シャッフル」と呼ばれていた方法です。
デッキを二つの束に分け、両方の束の端を親指で弾き、混ぜ合わせる。
ヒンドゥー・シャッフルと比べるとこちらの方がよく混ざりますが、一番上のカードと下のカードには変化がない上、漫画で言っていた通りカードが痛んでしまいます。
自分のデッキならともかく、相手のデッキをシャッフルするのにこの方法を使うのはあまり好まれません。
ファロー・シャッフル。
これもよくある方法の一つです。
デッキを二つの束に分け、押し込むようにして混ぜ合わせる。
この方法だとリフル・シャッフルよりはカードが痛まず、ヒンドゥー・シャッフルよりは混ざります。
しかしこの方法でもデッキの上と下に変化がありません。なので、デッキの上の束を、下の束の真横からではなく、少し下の方から押し込むと、上下の配置も変わり、しっかりと混ざります。
また、デッキの一番下が、右あるいは左を向いていると、カードが見えてしまうことがあります。なので、デッキの一番下をテーブル側、下に向けて行えば、カードを見ずにすみます。
それと、この方法は上手くやらないとカードを折ってしまうので注意が必要です。
ファロー・シャッフルとヒンドゥー・シャッフル、二種類のシャッフル方法を行えば、しっかりとデッキを無作為化することが出来るでしょう。
FNMのようなルール適用度が一般の大会であれば一種類の簡単な方法でも良いでしょうが、GPTのようなルール適用度が競技の大会では二種類の方法を行う必要があります。
動画の投稿者のコメントにも書かれているように、プロツアーではゲームの敗北、というペナルティを受ける場合もありますので、覚えておきましょう。
ちゃんとしたシャッフル方法で、楽しいゲームを。
今日はこのへんで。
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